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事務所付き倉庫|貸し倉庫特集(関東エリア)

~関東エリアの「事務所付き貸し倉庫」をピックアップ~
今回、関東エリアを中心に、事務所が併設している倉庫をピックアップいたしました。
事務所付き倉庫とは、倉庫内に事務スペース(事務所)が併設している倉庫を指します。
事務所併設の倉庫は、事務作業と倉庫作業が同じ場所で出来るため、物流量が多い業種や、物品の保管と情報管理が密接に関連している業務に最適です。
緊急時の対応の迅速化や、スタッフ間のコミュニケーションの取りやすさなどのメリットもありますので、倉庫業務を行う場合には非常におすすめです!
貸し倉庫をお探しの方、こちらの特集を参考に、ぜひ事務所付き貸し倉庫もご検討ください!
事務所付き倉庫の需要拡大
EC 市場の伸長とともに物流は「小口・高頻度化」が進み、事務所と倉庫を切り分けた従来型オペレーションではタイムロスが目立つようになりました。
その解決策として脚光を浴びているのが事務所付き倉庫です。
東京都や大阪府周辺など、近郊に物件が増えているだけでなく、駅から徒歩10分以内の準工業地域に100坪前後の中小規模物件が続々と供給され、築5年以内・1階高床式という限定した条件で探しているスタートアップも増えています。
このように面積100坪以上を必要としないD2C 企業や、小売チェーンのマイクロ物流拠点として需要が拡大しています。
事務所付き倉庫を賃貸する際のメリット
続いて、事務所付き倉庫倉庫を賃貸するメリットを詳しく解説していきます。
1.コストと時間のダブル削減
賃貸契約なら初期投資を抑えられ、賃料は全額損金算入が可能。オフィスと倉庫を別々に借りるより、光熱費・通信費も一括化できるため、長期的なランニングコストを30%以上削減できた事例もあります。
2.業務効率の最大化
受注処理→ピッキング→梱包までを同一フロアまたは1階‐2階で完結できるため、社内コミュニケーションが円滑化。ミス削減とリードタイム短縮を同時に実現できます。
3.優位な立地選択
「最寄り駅から徒歩圏」「主要幹線道路に近い」「30台分の駐車場付き」など、店舗物件並みに立地を吟味できるのもメリット。特に人材確保を重視する企業にはおすすめです。
4.フレキシブルな拡張性
賃貸であれば将来の事業拡大時に面積を増減しやすく、移転という選択肢も取りやすい点が魅力です。最新の空室情報を随時チェックすることで、最適な入替えタイミングを逃しません。

事務所付き倉庫を建設する際のポイント
「自社仕様に完全最適化したい」「長期的に資産形成したい」という場合は新築を検討しますが、以下の観点が欠かせません。
・用途地域と法規制
準工業地域ならオフィス+倉庫の併用が比較的スムーズ。住居系地域や市街化調整区域では用法制限が厳しいため、自治体に必ず事前確認を。
・レイアウト設計
搬出入効率を高めるには1階に高床式プラットフォームを配置し、床荷重1.5t/㎡以上を確保。2階以上の事務所はOAフロア化し、空調・採光・防音に配慮します。
・事務所付き倉庫 建築費用の目安
鉄骨造2階建て延べ200坪の場合、構造体で坪45万~55万円、内装・設備を含めると坪60万~80万円が一般的。土地を保有していない場合は別途取得費が発生するため、銀行融資の条件としては自己資金20%以上が目安になります。太陽光発電や自動搬送ロボットを導入する場合、総額で+10~20%の上振れを見込んでおくと安心です。
・維持管理計画
倉庫部分はフォークリフト走行や荷重により床劣化が早く進行します。メンテナンス周期とコストを事前にシミュレーションし、長期修繕計画に組み込むことが不可欠です。

まとめ
事務所付き倉庫 賃貸は、初期投資を抑えながら業務効率を飛躍的に高める“時短×コスト削減”を実現します。
一方で、オペレーションを自社仕様に完全最適化したい場合は建築も有力な選択肢となります。坪単価や立地条件、将来の拡張性を総合的に比較し、自社ビジネスの成長ステージに最適な拠点を選びましょう。