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【第22回】物流不動産業界専門用語⑰~マテハン~

【第22回】物流不動産業界専門用語⑰~マテハン~

~物流業界でよく使用される用語についてご紹介~

【マテハン】

 マテハンとは、「マテリアルハンドリング」の略で、物流業務の効率化・自動化に使用される機械の総称のことをいいます。保管、運搬、仕分け、梱包など、多岐にわたる用途で活用されており、その目的に沿ったさまざまな種類の機器が存在しています。以下に、マテハンについておおまかにまとめました。


1.メリットとデメリット
 マテハン機器の導入により、効率化と省人化が実現し、コスト削減につながります。その一方、トラブル時の業務停止リスクや初期・運用コストがデメリットとして挙げられます。


2.マテハン機器の例【積み込み関連】

・パレタイザ:製品をパレットに積み上げる作業を自動化する機器のこと。

・デパレタイザ:パレットから製品を取り外す作業を自動化する機器のこと。つまり、パレタイザの逆の作業を行うことを指します。

・フォークリフト:重量物の移動や積み下ろしを行うための機器のこと。手動操作型と自動走行型の2種類があります。


3.マテハン機器の例【保管】

・パレット:荷物を載せる台のこと。荷役、輸送、保管の全てが可能な構造となっています。日本国内で使用されるメジャーなサイズは「T11型パレット(イチイチ)」と呼ばれる、横1,100㎜×奥行1,100㎜×高さ144㎜のものです。

・ネステナー:パレットをセットして使用する保管ラックのこと。積み重ねが出来るため保管効率が向上するほか、折りたたむような形でまとめることが出来るため、収納に場所を取りません。


 以上、機器の紹介も含め、マテハンについてまとめました。上記に挙げた例は一部であり、ほかにも様々な役割を持った機器が存在しており、種類も豊富にあります。
 マテハン機器は物流業務の効率化には必要不可欠であり、また、自動機能が備わっている機器も多く存在していることから、物流業務の自動化をさらに進めていくことにも期待されています。

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